ダイニングテーブルの下を掃除するとき、毎回ダイニングチェアを動かすのって、地味に面倒ですよね。
掃除機をかけるときはもちろん、お掃除ロボットを使っている場合も、椅子の脚が邪魔になってしまうことがあります。
「ダイニングチェアをテーブルに引っ掛けて浮かせられたら、掃除がもっと楽なのに」
「今使っている椅子も、後付けで浮かせることはできないの?」
そんなふうに考えて、後付けできる方法を探している人もいるのではないでしょうか。
最近は、椅子をテーブルに引っ掛けることで床から浮かせられる「浮かせるダイニングチェア」も見かけるようになりました。
椅子が床から離れていれば、椅子の脚の周りまで掃除しやすくなりますし、お掃除ロボットを使う場合にも便利です。
そこで今回は、ダイニングチェアを後付けで浮かせる方法はあるのかを調べ、実際に考えられる方法について検証してみました。
先に結論をいうと、今使っているダイニングチェアを後付けで「しっかり浮かせる」のは、思っているより簡単ではありません。
では、どんな方法が考えられるのか、順番に見ていきましょう。
ダイニングチェアを後付けで浮かせると掃除は本当に楽になる?
今増えてきている「浮かせるダイニングチェア」。
実際これが家庭に来てくれたら楽になるのか?
まずは根本的にそこから見ていきましょう。
作るにしろ買うにしろお金や時間をかけて買っても役に立たないと意味がないので、
この確認は大事だと思います。
ダイニングチェアを浮かせたい人が増えている理由
ダイニングチェアを浮かせたい一番の理由は、やっぱり掃除ではないでしょうか。
ダイニングテーブルの周辺は、食べ物のカスやホコリなどが落ちやすい場所です。
特に小さな子どもがいる家庭では、食事のたびに床に何か落ちている……ということも珍しくありません。
我が家でも、食後に床を見ると「こんなところにまで落ちてる!」となることがあります。
そんなとき、椅子を一脚ずつ持ち上げたり移動させたりしながら掃除するのは、意外と手間がかかります。
そこで便利なのが、椅子をテーブルに引っ掛けて床から浮かせる方法です。
椅子が浮いていれば、床には椅子の脚がないので、掃除機やフローリングワイパーを動かしやすくなります。
お掃除ロボット対策で「浮かせる」ダイニングチェアが注目
お掃除ロボットを使っている家庭では、ダイニングチェアの脚が悩みの種になることもあります。
テーブルの下に入って掃除してくれるのは便利ですが、椅子の脚がたくさんあると、ロボットが避けたり引っかかったりして、思ったように掃除できないことがあります。
以前我が家のルンバ君が、ダイニングテーブルと椅子の脚の林に迷い込み、ギブアップしてました😅
先生のお宅からの救難信号は果たして何処から…?— おかあさん (@okaasan_tomi3) August 9, 2026
だからといって、掃除のたびに椅子をテーブルの上に上げるのも面倒。
最初から椅子を浮かせられるなら、こうした手間を減らせます。
そこで気になるのが、
「今あるダイニングチェアにも、後付けで同じことができないの?」
ということです。
ダイニングチェアを後付けで浮かせる方法はある?
今使っている椅子が有効活用できたら一番経済的だし楽ですよね。
私もそう思って、ダイニングチェアを浮かせるために考えられる方法をいくつか調べてみました。
肘掛けをテーブルに引っ掛けて浮かせる方法
「浮かせるダイニングチェア」と聞いて、まず思い浮かぶのが、肘掛け部分をテーブルの天板に引っ掛けるタイプです。
椅子の脚を床から離し、テーブルの天板で椅子を支えることで、床掃除がしやすくなります。
ただし、この方法は単純に椅子へフックを取り付ければ完成、というものではありません。
椅子の重量を支えなければならないため、取り付け部分には十分な強度が必要です。
また、テーブルの天板の厚みや形状によっては、そもそも引っ掛けるスペースがありません。
そのため、現在使っている椅子に後付けする場合は、椅子だけではなくテーブルとの組み合わせまで考える必要があります。
肘掛けに滑り止めを貼って固定する方法を試す
もう少し手軽な方法として考えられるのが、肘掛けなどに滑り止めやクッション材を貼る方法です。
テーブルに接する部分に滑り止めを付ければ、椅子を引っ掛けたときにズレにくくなるのではないか、と考えられます。
確かに、家具同士が接触する部分の傷防止や、ズレを抑える目的では役立つ可能性があります。
しかし、ここで注意したいのが「ズレにくくすること」と「椅子を安全に浮かせること」は別だという点です。
滑り止めを貼っただけで、椅子そのものの重量を安全に支えられるわけではありません。
椅子を浮かせた状態で人が誤って触ったり、椅子がずれたりすれば、落下する可能性もあります。
そのため、滑り止めだけで後付けの「浮かせる椅子」にする方法は、掃除を楽にする目的としては現実的とは言いにくいでしょう。
継ぎ脚・かさ上げパーツで高さを出す方法
「椅子の脚を高くすれば、お掃除ロボットが下を通れるのでは?」という方法も考えられます。
確かに、家具の高さを上げれば、掃除機やお掃除ロボットが入りやすくなる場合があります。
ただし、これは椅子を「浮かせる」方法ではありません。
椅子そのものは床に接したままなので、椅子を持ち上げて床を掃除するという目的とは違います。
さらに、椅子の脚を長くすると座面の高さも変わります。
今までと同じ感覚で座れなくなったり、テーブルとの高さが合わなくなったりする可能性もあります。
掃除のためだけに椅子の高さを変えるのであれば、使い勝手まで含めて慎重に考えたほうがよさそうです。
専用フックやアタッチメントを後付けする方法
「もしかすると、ダイニングチェアを浮かせる専用の後付けパーツがあるのでは?」と探したくなりますよね。
実際、家具にはさまざまな後付けパーツがあります。
ただ、ダイニングチェアの場合は「人が座る」という大きな条件があります。
収納用品のように、軽い物を引っ掛けるためのフックをそのまま椅子に使うわけにはいきません。
椅子の重量を支えられる強度があるのか、取り付け部分が壊れないか、テーブル側に負担がかからないかなども確認する必要があります。
DIYで取り付ける場合は、見た目だけでなく、実際に使用するときの安全性まで考えなければなりません。
ダイニングチェアを後付けで浮かせるのが難しい理由
ここまで調べてみて、なんだか後付のハードルが高くなってきました。
あらためて後付けが難しいポイントをおさえていきましょう。
椅子の重さを支えられる強度が必要
ダイニングチェアは、毎日人が座る家具です。
そのため、「一応引っ掛かったから大丈夫」とはいきません。
椅子そのものの重量に加えて、座ったり動かしたりするときの力も考える必要があります。
特に接着剤や両面テープだけで固定する方法は、時間が経ったときの耐久性まで考えると不安が残ります。
テーブルの形状によっては引っ掛けられない
もう一つの問題が、テーブルとの相性です。
たとえば天板が厚いテーブル、天板の下に引き出しがあるテーブル、脚や補強部分が邪魔になるテーブルなどでは、椅子を引っ掛けるスペースがないことがあります。
つまり、椅子を浮かせる仕組みは、椅子だけを見て考えればいいわけではありません。
「この椅子を、このテーブルに安全に引っ掛けられるか」
まで確認する必要があります。
毎日の上げ下ろしに耐えられるかも問題
椅子を浮かせるのは、最初の一回だけできればいいわけではありません。
掃除のたびに持ち上げたり、テーブルに引っ掛けたりすることになります。
そのたびに取り付け部分へ力がかかるため、後付けパーツを使う場合は繰り返し使用したときの耐久性も重要です。
せっかく掃除を楽にするために取り付けたのに、途中でパーツが緩んでしまったら本末転倒ですよね。
ダイニングチェアを後付けで浮かせるときの注意点
上記の難しいポイントを考慮しても後付をやってみたい場合は以下の点に注意が必要です。
安全性を最優先に考える
ダイニングチェアは、人が座る家具です。
そのため、後付けで浮かせる場合は「掃除が楽になるか」だけではなく、安全に使えるかを最優先に考えたいところです。
特に小さな子どもがいる家庭では、椅子を引っ張ったり触ったりすることもあります。
浮かせている椅子が突然外れてしまえば、家具や床を傷つけるだけでなく、ケガにつながる可能性もあります。
「簡単にできそう」という理由だけで、自己流の取り付けをするのは避けたほうが安心です。
後付けパーツの価格だけで判断しない
後付けなら椅子を買い替えるより安く済みそう、と考えるかもしれません。
しかし実際には、パーツ代だけでなく、取り付けに必要な工具や補強材などが必要になることもあります。
さらに、うまく取り付けられず別のパーツを買い直す可能性もあります。
最終的に手間と費用を考えると、「最初から浮かせられる椅子を買ったほうがよかった」ということにもなりかねません。
見た目や使い勝手が変わってしまうことも
後付けパーツを取り付けると、当然ながら椅子の見た目も変わります。
また、テーブルに引っ掛けるための部品が出っ張っていたり、椅子を動かすときに邪魔になったりすることもあります。
掃除のために取り付けたのに、普段の食事で使いにくくなってしまっては困りますよね。
検証して分かった!ダイニングチェアの「後付け浮かせ」は現実的?
ここまで調べてみると、ダイニングチェアを後付けで浮かせる方法そのものは考えられるものの、「誰でも簡単・安全にできる方法」はかなり限られることが分かります。
特に、椅子の重量を支えること、テーブルとの相性、取り付け部分の強度、毎日使ったときの耐久性まで考えると、単純なDIYでは済まないケースもあります。
滑り止めはズレ防止には使えても、それだけで椅子を安全に浮かせられるわけではありません。
継ぎ脚やかさ上げパーツも、椅子そのものを浮かせる方法とは違います。
「今ある椅子を何とか浮かせたい」という気持ちは分かりますが、掃除を楽にするためだけに無理な加工をするのは、少し考えものです。
結局、浮かせるダイニングチェアは既製品を選ぶのが現実的
ここまでの検証を踏まえると、これからダイニングチェアを買い替える予定があるなら、最初から浮かせられる設計の椅子を選ぶのが分かりやすい方法です。
既製品なら、最初から椅子を浮かせて使うことを想定した構造になっている商品があります。
後からフックを付けたり、椅子を加工したりする必要もありません。
もちろん商品ごとに仕様は違うので、購入前の確認は必要ですが、「後付けで何とかする」よりも選択肢として考えやすいでしょう。
ということで私の場合はさんざん模索した結果、
既製品の浮かせることができる引っ掛けられるダイニングチェアを買うことにしました。
最初から「浮かせられる設計」のダイニングチェアなら安心
浮かせるタイプのダイニングチェアを選ぶときは、単に「浮く」という言葉だけで決めないことも大切です。
どこを支点にして浮かせるのか、どのようなテーブルに対応しているのか、使用方法はどうなっているのかなどを確認しましょう。
また、椅子を浮かせた状態で安定するのかもチェックしておきたいポイントです。
ダイニングチェアを買い替えるなら「浮かせやすさ」をチェック
掃除を楽にする目的で選ぶなら、次のようなポイントを確認しておくと安心です。
- テーブルに引っ掛けられる構造になっているか
- 椅子を浮かせたときに安定するか
- テーブルの天板や脚と干渉しないか
- お掃除ロボットがテーブル下を通れるか
- 椅子を簡単に上げ下ろしできるか
- 普段座るときの高さや姿勢に問題がないか
「浮かせられるか」だけでなく、普段使うときの座り心地と掃除のしやすさの両方を見るのがおすすめです。
通販で買える「浮かせるダイニングチェア」をチェック
実際に買い替えを検討するなら、楽天市場でも「浮かせる」「テーブルに引っ掛けられる」といった特徴のダイニングチェアを探すことができます。
商品によって浮かせる仕組みや対応するテーブルの条件が違うので、商品ページの説明を確認しながら選びましょう。
特にチェックしたいのは、「どのように浮かせるのか」という部分です。
見た目が似ていても、テーブルに引っ掛けるタイプなのか、別の構造なのかによって使い方が変わります。
「とにかく掃除を楽にしたい」という目的なら、価格だけではなく、浮かせる仕組み・サイズ・耐荷重・対応テーブルなどを比較して選ぶと失敗しにくくなります。
お掃除を本気で楽にしたい人のダイニングチェア選び
「浮かせられる」だけでなく掃除しやすさ全体を見る
ダイニングチェアを選ぶときは、浮かせられるかどうかだけでなく、脚の形や本数、床との接地面なども見ておきましょう。
椅子を浮かせられない場合でも、脚まわりがすっきりしている椅子なら掃除しやすいことがあります。
また、椅子そのものの重量も重要です。
毎日の掃除で動かすことを考えると、無理なく持ち上げられるかどうかも意外と大切なポイントです。
お掃除ロボットを使うなら椅子とテーブルをセットで考える
お掃除ロボットを使う家庭では、椅子だけを見て選ばないようにしましょう。
テーブルの下にロボットが入れる高さがあるか、椅子を浮かせたときに邪魔にならないかなど、ダイニング全体で考える必要があります。
「椅子は浮かせられるけど、テーブルの脚が邪魔でロボットが入れない」ということになったら、せっかくのメリットが半減してしまいます。
今の椅子を無理に改造するより買い替えた方がいいケース
現在使っているダイニングチェアに愛着がある場合は、できればそのまま使いたいですよね。
ただ、
- 後付けパーツをいくつも用意する
- DIYで加工する
- 強度を自分で確認する
- テーブルとの相性を調べる
- 見た目や使い勝手も変わる
というところまで考えると、意外と手間がかかります。
「掃除を楽にしたい」という目的なら、無理に今の椅子を改造するより、次の買い替えのタイミングで最初から浮かせられるダイニングチェアを選ぶほうが、結果的にすっきりする場合があります。
ダイニングチェアを後付けで浮かせる方法まとめ
今回は、ダイニングチェアを後付けで浮かせる方法について検証しました。
椅子に滑り止めを付けたり、かさ上げしたり、専用パーツを取り付けたりと、いくつかの方法は考えられます。
しかし、ダイニングチェアは人が座る家具なので、単純に「引っ掛ければいい」「くっつければいい」とはいきません。
椅子の重量を支える強度や、テーブルとの相性、毎日の使用に耐えられるかなども考える必要があります。
そのため、今使っているダイニングチェアを後付けで浮かせるのは、意外と難しいというのが今回の結論です。
もしこれからダイニングチェアを買い替えるのであれば、後付けで工夫するよりも、最初からテーブルに引っ掛けて浮かせられる設計の商品を選ぶほうが検討しやすいでしょう。
「椅子をどかす→掃除する→また戻す」という毎日のちょっとした手間を減らしたいなら、ダイニングチェアそのものを見直してみるのも一つの方法です。
特にお掃除ロボットを使っている家庭なら、**「浮かせられるか」「ロボットが下を通れるか」「普段も使いやすいか」**の3点をチェックして、掃除しやすいダイニング環境を作ってみてください。
